「みんな上り症なんですよ、安心してください」
皆さんもおそらく抱えている悩みでもあると思います。
多くの方々から質問をいただきましたので、その質問を皆さんにもお伝えしながら、そして私なりにご提案をしていきたいと思います。
質問「人前で話すときにあがる、緊張する」ですが、「どんな解決方法がありますか?」
ダントツで多い質問です、これは話し方の勉強をしたことがない方がほとんどなんです。
だから上がるに決まっているんです。当たり前なんです。
なぜあがるかというと、自分がかわいいからです。
自分が格好つけたい、人から良く見られたい、失敗したくない、という思いがあるから。
言い換えれば、それが強すぎるからですね。
多少は恥をかいてもいいや、というくらいの気持ちで、それよりも相手に伝えたい気持ちやや異様に集中すれば、
過度に自分に注意をしすぎることなないと思うんですね。
ですから自分よりも相手をフォーカスする、相手に伝えたい気持ちを優先するように意識を持って行ってください。
そうするためには、何も勉強していなければそれはできません。
それはやはり声を鍛えたり、発音や滑舌、そういう話し方の技術を少しずつでも身に付けることによって話し方の自信を上げる。
相手のほうに気持ちがフォーカスして伝えたいという気持ちが勝っていくわけです。
最初は100%自分が緊張する、自分をよく見せたいという思いだったのが、50%くらいは自分、
でも50%くらいは相手に伝えたいというそのパーセンテージを変えていく訓練、技術、場慣れ、
そうした経験を積んでいくことによって上り症を少しずつ解決していくことができるわけです。
ですから技術を訓練していくこと、意識を持っていくこと、アウトプットする、伝えたい、
そういう気持ちの意識を強くしていく、そういう意識を持っていただきたいと思います。
皆さんの周りの人を観察してみてください。アナウンサーのような方、役者さんのような方、
そんなきれいな話し方、セミナー講師の方でカリスマのような、そんな話し方ができる方が周りにどれだけいらっしゃいますか?
ほんの一握りではないでしょうか?だから安心してください。
皆さん、技術を上げていくことによって、上り症のから少しずつ抜け出していくことができるわけです。